この空白を こぼれんばかりに

うめる うめつくす とりあえずこの白い空間

うめき声じゃないほうがいい 出来るならば高らかな輝きへの本望

 

うめる うめつくす とっておきとまではいかなくても

うごめいてるだけのボンクラの泣き言ではなく うるさくてもウニいくら丼レベルの恍惚じみた登場

 

うめる うめつくす つかれても墜落しない衝動

クリスマスのさなかに七夕を思い出して ハロウィンの扮装で旅に出たい欲望

 

確かに手遅れだ だが まだ指先さえ伸ばしていない

間違いなくへっぴり腰だ でも 屁理屈で沈むほど静かにはなれない

まさしく逆なでしか出来ない出禁皆勤賞だ だから 手違いの数々を手綱つけてなだめる

まきかえしの機会なんてあるわけないとかとぼけるな 蹴とばしたい自分自身をかっとばしてカッコつけろ

 

うめる うめつくす まだまだ余白だらけ

うなり声を届けるスペースあふれてる

うるわしいゆえに目移りする宝物が スタートライン向こうで誘ってる

うたがいをかなぐり捨てて歌うのだたくましく いささかのためらいなく誇らしい

 

うめつくすことはできない だから進める