自分で割るのはもう買わない 知らん間に割る前より濃くなってる

そこはかとなくほとんどのことはまだ間に合う

これほんと

 

自由自在にくねるへっぴり腰フリーダム

ヘチマ記念日

 

わけへだてなく屈託なく狂おしいほどの落雷カーニバル

ピップエレキチキチキバンバン

 

万歳の姿勢から飛びこんだ先の河原のターボチャージャーは丸書いて四角な温泉プール

訳は分からない

 

訳が分からなくても気落ちだけはしないで気合い高らかに気配濃厚に蹴っ飛ばせ憂鬱

蹴っ飛ばしたあげく凝り固まった肩こり諸般の原因しょっぴかれろ

 

気持ち悪いと言われても持ちつ持たれつよりも待ったなしが得技の未来の若頭の口癖はいつも出たとこ勝負

だいたい負けるけど

 

抜き足ダッシュでズッコケッコー奏でつつ つっけんどんに責められても罪を重ねる冒険心の凛々しさは 望遠鏡のレンズにしがみついたひとしずくのうれし涙

それが宝石なのだ

 

ひとしずくの宝石よそろそろ 増え続ける数字の悲劇をその輝きの切っ先で突き刺してしぼませて なかったことになんて出来るはずなくても