眠気がさめる 勇気が起きる 何かできそうなそんな気まぐれ

気合いは完璧 気配ではない 新しい夜明け 待ったなしなんだぜ

 

気体になれない合気道精神 けつまづいても一気呵成

気球になるにはまだ早すぎる 気おくれなんてもう許さない

 

気色ばんでも汽車は走る

気持ち悪がられても気にはしない

いい気になるな たしなめられても

いい気分だから悪気なしで気勢ダッシュ

 

かなりグイグイ 気が狂っても繰り広げる邪気ある気配り

大気の中で大義名分黙らせる 病気かもしれない俺が放つ やけに大きな気功の秘術で

あなたが元気になってくれたらな 

 

ていうか だいたい俺よりそもそも元気か

 

じゃあもうこのあたりで気が抜けたんでおしまい 元気で

リンクするほどでも いつもない

祭りが中止になったって あなたは輝いていて

催しごとが頓挫したって もしかしたらそのうちきっと

 

はかりしれないハッチャケっぷり また分かち合おうよ

どうにもならないとかいうほどの うつむき加減なんていいかげん似合わないから

 

ほりあてたものがはちきれんばかりの地底でも 気絶しないで無意識と浮上して

浮上した先が不埒なだけの温泉街なら いっそ秘宝館めざしてやることなすこと引っ張りだこのセンセーションにして

 

出歩くのは恐くても 部屋の中でも立ち止まらずに

出向いた先が嵐でも 出来心がいざなうあらゆる事象と手をつないで

手遅れかどうかはさておいといて

その先の最有力のフルボリュームで ボーっとしてられないトンマでいさせてくれ

 

とんでもないことになってる

とっちめられてる気がする

吐き気が通常運転になりそうな呼吸でも

どうにかなるさと強がる姿勢で肉迫する

 

たどりつけなくてもたぐりよせたいんだ たちまちの真っ盛りが太刀打ち出来ないのは悔しい

おそまつだから助太刀は無理でもさ 清廉が振り返った瞬間をきらめきにしたい欲望の発火点あつくて裸足は駆け出すんだ

 

たどりつけなかった もどかしい

たどりつけたかい またどっか行こう

たかがこんな世で足止めくらっても

立ちくらみなんてしてないで にらめっこで遊んで勝っても負けても日向ぼっこ出来るとこさがして ヒマつぶしじゃない本当の気配をひっ捕らえられるとこまで ひっきりなしに凛々しく向かって

椅子 いかがっすか

椅子に座る 木製の素朴な奴 動かない  はずが

 

椅子でスウィング 左右に揺れる ブギウギ気分 悪くない

 

椅子がアップ&ダウン 屋根まで上り地下まで潜る そこまでじゃないけど

 

椅子で旅したい 贅沢な欲望 あなたもいかが 俺は布団でもう寝るけど

 

 

椅子に4本足 キャスターついてない 落ちついていい  けど

 

椅子にキャスター付ける どこまでも滑る 部屋から抜け出す

 

キャスターをキャタピラに交換 市街地抜ける 砂漠をかける 沼地もヘッチャラ 月の裏までは欲張りすぎ

 

キャタピラをホバークラフトに ワンパターンで申し訳ないけど夜空飛んで 宇宙口説いて酸素ばらまいてもらって月の裏に到着 やれば出来るじゃん

 

椅子は4本足 座るあなたは2本足 合わせて6本足 タコにはかなわない

6本足だから もう一脚椅子 これで10本足 イカとタメ口許可される

ムカデが出てくる 向かうところ敵あり 多足対決軍配はいかに

そんな争いしなくていいって あしながおじさんがウィンクしたんで イスに座って物語でも読もうか

 

椅子 落ちつける でも姿勢に注意して 背もたれを矯正するくらいの立派な背すじで座ってて

いつのまにかうつらうつら つかの間のせますぎる終の棲家 グッスリしたいなら やっぱりベッドを抱きしめて

 

目覚めたなら椅子に座りなおして 朝飯たべて 予定チェックして

椅子から立ち上がり いきなり雄たけびあげる気合とまでは行かなくても 椅子で充電させてもらった元気ふりかざして いささか素晴らしい世界にでも飛びだして座り心地の悪いいさかいなんて あなたの一気呵成でいちじるしくうるおして あきらめきれない野放しな安楽をありえないほどのすさまじさで解き放って ありとあらゆる理不尽を落ちつかせられるような椅子に誰もが変わって

泳ぎに行くんだ

泳ぎに行くんだ水たまり さすがにそれはちょっと無理

 

泳ぎに行くんだ流し台 洗ってない皿かたづけたらね

 

泳ぎに行くんだ洗面台 せめて風呂場でジャブジャブしとけよ

 

泳ぎに行くんだ天文台 夜空の湯舟はけっこう遠いよ

 

泳ぎに行くんだワイキキへ パスポート盗られて泣き寝入り

泳ぎに行くんだ稚内 途中でヒグマと取っ組み合い

泳ぎに行くんだ市民プール 監視員に不審者扱い

追い出されてもめげないで 泳げるところひたすらスタコラ

 

泳ぎに行くんだコーナンの金魚の水槽に そこに入れるほどダイエット出来そうかい

泳ぎに行くんだ住んでるマンションの貯水槽に 管理人良い人だからカッコつかない

泳ぎに行くんだ雨どいの急流すべりにそうめん気分で めんつゆの雨粒降ってないよ

泳ぎに行くよ 誰かの涙の水たまりの海を吸いつくすため そのウソは聞き飽きたよ

 

泳ぎに行きたいんだ脅かされる日常にうんざりしたから そういう本音なら俺が海になるよ

出だしの「腕時計」は いったいどこへ

腕時計が好きなんだ 前にも言った通り

腕時計が好きなんだ 見たりさわったり

身に着けるとどうしても外したくなる

適当に歩かせてくれ 日が暮れたら帰るよ

 

リュックは確かに便利なんだ 両肩にかけれる

帰りに買い物放り込める 無敵の背中型押し入れなんだけど

たまに放り出したくなる 背中汗ばむし

でもやっぱり背負ってしまって 肩こりかよ なんだかな

 

歩くのが好きなんだ でもいつから泳いでない

歩くのが好きなんだけど たまには踊ろうか

ありとあらゆる森羅万象あっというまに召使いにするとか

そんな万能じゃなくて煩悩と背中合わせで夜明けまでレッツゴーなんだ

 

ロマンはもう待ったなしで

ランデブーはもちろんデッキチェアで誘ってて

ラスカルはすでにアライグマじゃなくてイスカンダル

僕らの到着を待ち受ける剣士なのだ

 

ファミレットはたまたま浮かんだ言葉で

ファミレスのレトルト方式ではなくて

フェレットの家族会議でもなくて

はにかみ屋さんの砂いじりの結末なのだ

 

石 転がって 岩 ごつすぎて 大地 広すぎて 砂の貧弱すねる俺

水 こぼれおちて 川 流されて 海 広すぎて 藻屑となってさすらう定め

道 長すぎて 無理 歩けなくて 未知 広すぎて 道草の草笛でいつまでもたゆたうつもりでも

その 胸の中の 誰か 叫んでて 今 広がって この世のすべて飲みつくす拍手の産声は露知らずなのさ

 

記憶は期待外れで 結末からも切っ先突きつけられても なんとかなるさ 血中濃度の主人公はとっくに冬眠中 ダメじゃん

血色はけったいで 実体は実に残念で 霊体になっても引き取ってもらえそうにない がっかりならいくらでも生きれる やるじゃん

 

ばったり誰とも出会えなくても はったりきかせていい気になって たっぷり残りのこれからは 発憤ハッピーハプニング 疲れても

釣り糸の先には喜怒哀楽 船旅の途中で立ち寄るのは風林火山 サバイバルナイフの代わりに錆びない美白効果 さっきまでのろくでなしのグチは先延ばしにしてた武勇伝への綱渡りに変えよう

 

誇れることがまだないなら おごることなく起き上がりざまにたくましく

誇れることが勿論ないから おとなしめのふりからのおびただしいほどのお色直し

誇れることなんて結局なくたって 情け容赦なしの納得すくめる大判振る舞い

誇れるどころか怒られたって あきらめきれないほったらかしのブルースフルスピードでフリーダム

 

もがきくるしまないで もだえながらラクショーへ

これがアラフィフの中二病の神髄だ

夢の中 目を覚ます 霧の中を遊んでる

五里霧中 誤解とか どうでもいいか どこ行こう

豪快に逃避行 追っ手におごって懐柔して

仲良くなってレッツゴー 流れ星までみんなどう?

 

夢の中 目を覚ます 海の中でもがいてる

ふりしてたら フリル人魚が 助けてくれてエスコート

海の上 もったいない メロドラマチックに君とどこまでも

息が続かない 続きはきっと チッ 地上に戻って夢の中でか

 

夢の中 目を覚ます 牢屋でポツンと佇んでる

何したっけ てかオレ誰だっけ 答えてよ窓の外のヤンバルクイナ

やる気でない ふて寝する ふらふら頭でやがて分かる

檻は俺 外も俺 折り重なって自由になる

 

夢の中 目を覚ましてない もうちょっとだけウロチョロさせろ

ウワサどうりのナイスガイを演じさせろ

ウソのつけない道化師で火消しさせろ

浮ついたままの鉄球で砲丸投げに参加して

浮世のすべて置き去りにしていななきながら泣き叫ぶのだ

まだ 生まれてない と

家のカギは失くさないようにね

内気もたいがいに 内弁慶じゃもったいないからって

打ちひしがれてる心意気で 家にいながら外にクギばらまかない

 

クギはさしとこう クドクドはやめとこう どこにクギ もちろん自分の穴の開いた心ふさぐためにグサッ

 

くさらずいこう強がりでも ついでにわめこう強くなるんだって 無理でもむやみにがむしゃらに 無気力退治が第二の人生

 

ついえたものが砂漠やぶく つぶれたふりしてぶつくさ輝く 

すぐさま進めるなんて透きとおる話じゃないが すみに置けない落ち着かないすばらしさ目を覚ます 

信じられないほどの活躍はかっこいい 鍵をなくした宝箱なのだ

 

家のカギは失くさないようにね!!