前半は意味ない

刺身にそれ見たことかとマヨネーズ とにかくマヨネーズ どうにかなるかな

俺は無理 サーモンなら問題ないか

さっきまでのこだわり捨てて まっさらに まるで違う人 見そこなうなよ

ステキだな スーパーマンか ストレンジャー

区別分別はどうでもいい くだらない俺はこう繰り返す 許せないものは許せないし 間違ってるまがい物とは金輪際接しない

 

自由なんだ 何言っても誰を殴っても そして同時に

下らないこと言わない気高さ 殴らないで済ませることの大変さ

胸に抱えてるだけでは 誰も抱きしめられないってのも承知か

 

偏屈の辺境 妄想狂は失踪 理想をあやふやに抱いてたイカサマ野郎 なんだか思う気づけなかったかけがえのなさ

 

もし上記のようなことのたまう可哀そうな奴が酷いことを言ったとして そんな奴の手を握ってくれる心の広さは いったい何だったのか

たかが虫けらのほんの消え入りそうな世迷言を聴いてくれる優しさは どれほど凄まじいのか

思いどおりに行かないからこそ思いのたけを宿しつづけて発揮させる奇跡は 気高さとマグマの融合だった

大げさか おっかなびっくりカッコつけてみた もういいか たった一言本音を いや二言くらいこのさい 3文字でってちょっと減ってるし 4字熟語にするほどの熟練の技もないんで

 

例えば ああそうだ例文だ 例文てなんだ礼儀知らずだろ

例えば もしそうならば もうろくでもしたかもういいんだ 出口の先の出会いを誰も阻めない

誰だよ 知ってる子かだって? 見かけたことはあるんだよ でもあんまり見ていると凛としてるからまぶしくてね あんまり近づけなかったけど 近づいてはいけないってことだけは分かってるはずだったのにね

 

例えばの話 おとぎ話に近いか どんな理由があったにしろそれは些細なことだったのに酷いこと言ったゲテモノの 手をフリでもなく握る心の広さは俺にはない

ましてや そのゲテモノの気が向いた時にだけ奏でた呟きに耳を傾ける度量なんてドキドキものだ

 

あんたすごいよ 本当 自分でやってることも他人への心の広さも美しいよ

多少 怒りっぽいけどね 多分それも見逃せない愛しさへの道しるべだとかどうとか

 

例えばの話を たちまちここで立ち眩みでおしまい俺の横着は頓挫する当然だけど

だけどね

 

例えばじゃない話を たぐいまれなる誰かさん続けるなら万々歳の拍手喝采

ハッピネス到来 はっきり言おうこの際 悲しみがまったく近寄らない未来

喜んで引き受けて突き進んでくれ高らかに