空 あるんだ 広いだろ
風 吹くんだ さわやかだったらいいな
雨 降るんだ しとやかだったらいいな
雷こわいな 落ちてこなけりゃいいけど
陸 あるんだ 歩きまわりたいな
橋あるんだ 渡り切りたいな
湖 すみずみまで すこやかに 見つめたいな
展望台 あるんだ どこまで見渡せるだろう
展望台の望遠鏡は壊れてる だから自分の見れる範囲を無限大にする
展開図の破片にしかすぎない切れ端だって 切れ味だけはおろしたての枕元
夢を見るんだ 現実を虜にする夢を奏でられた時 初めて現実と夢は一つになるんだ
おとついぐらいか 「夢の島」 ひさしぶりに聞けたならどうやら干からびずにすんだから
それからありがとう「琥珀」 とてもかなわない切ない祈り