シーツ 毛布 敷布団 タオルケット 掛け布団 もちろんマクラ
ベランダ 手すり 物干し竿 エアコンの 室外機 上にはマクラ
干すよそりゃ干すよ 毎日ひっくるめて洗濯なんて できっこないから干すだけさ
干すよそりゃ干すよ 毎日ドデッかいの洗濯なんて できっこないけど干せるなら やらなくちゃ ギックリ腰気をつけて
ベランダ 満席 はしっこに たてかけ られた ひざ下マクラ
シワよ のびろ シッケよ去れ 足のほう ベランダの 外でパタパタ
生地は ふくよか クロワッサン かおり お日さま 盛りだくさん
干すよそりゃ干すよ 小さいのせんたっき回ってるあいだ かわりばんこでも効果てきめん
干すよそりゃ干すよ 小さいのせんたっき回らない日なら 星が降るまでにベランダのっとって パタパタ帆を上げて 出発進行
シーツ 毛布 敷布団 タオルケット 掛け布団 もちろんマクラ
急に パラパラ 慌てて取り込んで すぐさまね 晴れ模様 戻ってきても
そんなこと あるよねって パリッと笑って 布団を胴上げ オッス！
D G A D G D
ない そろわない それはない ホントにないややいややい
D G A D
ない そろわない それでもさ 始めよう
G A D D Em G D D
リーダーっぽいから戻れスペード ダイヤ盗まれキラメキ消えた
G A D D Eｍ G D D
ハートかくれるな愛うらがえる クラブ散ったら幸せ枯れた
Em A G D A G D D
探し回った やっとそろった クイーンとキングけんかはじめた
C G Bm A Em D Bm7 A
呆れたジャック 旅立って消えた ジョーカーこっち向いてあざ笑うなんて
D G A D G D
ない そろわない それはない ホントにないややいややい
D G A D
ない そろわない それならば みずから
G A D D Eｍ G D D
チューブかたまってる絵具ぐっすり 折れたクレヨンちび助つかめない
G A D D Eｍ G D D
パンクしてるボールのペンじゃ走れない インク奏でるマジック叶わない
Em A G D A G D D
白いスペアのトランプカードに 消えたジャック自分でえがこう
C G Bｍ A Em D Bｍ７ Ａ
色気がない 筆記用具ストライキ 芽生えた絵ごころもはやサッパリ
Ｄ Ｇ Ａ Ｄ Ｇ Ｄ
ない そろわない それはない ホントにないややいややい
Ｄ Ｇ Ａ Ｄ
ない そろわない それでもさ そろそろ
Ｇ Ａ Ｄ Ｄ Ｅｍ Ｇ Ｄ Ｄ
勇気あふれるまで手足ひっこめる はがれてゆく空気ながめる
Ｇ Ａ Ｄ Ｄ Ｅｍ Ｇ Ｄ Ｄ
元気みなぎるまでおなかかかえて 陽気にわらう工夫ふうじる
Ｅｍ Ａ Ｇ Ｄ Ａ Ｇ Ｄ Ｄ
カード完璧に そろわなくたって すべての色と遊べなくても
Ｃ G Ｂｍ Ａ Ｅｍ Ｄ Ｂｍ７ Ａ
このザマじゃ 未来がっかりだから 強気よくばっていちいちくよくよ
Ｄ A G Ｄ Ｇ Ｄ
（し）ない そろわない それはない ホントにないややいややい
Ｄ Ｇ Ａ Ｄ
ない そろわない そんなこと 知ってる
Ｄ G A Ｄ Ｇ Ｄ
ない そろわない それはない ホントにないややいややい
Ｄ G A Ｄ
ない そろわない だからこそ これから
Ｅｍ Ａ Ｄ Ａ Ｇ Ｄ Ａ Ｄ
足りなくたって絶え間なく漂う たくましさ 「た」が多い
Ｅｍ Ａ Ｄ Ａ Ｇ Ａ Ｄ Ｇ Ａ Ｄ
誓い突き放し手遅れと戸まどうも 倒れても ほら 立ち上がる 空
とんでもなくでっかい どこまでひろがる すごいな やっぱり海だ
イライラなんかいらない モヤモヤもはや 藻くずに なる定め
９９％ 自分にせいでつまった がっかりパタン 分かってんのに
わずか１％の 責任所在地探してないで １００％すてきなとこ向かおう
１
ちょっとだけ 小一時間つきあってくれ 乗った電車 ガタゴトくどくクダを巻いても 波の物まねなんだろ 海に 行くんだ
海に着いたら はるか向こう水平線の ハシとハシを それぞれ君と僕がつかんで 綱引きしたらちぎれて 海が 宇宙にこぼれて 宇宙が 青く染まる
２
ほんのちょっと 離れてるから 乗った電車 ガタゴトゆれすぎ
波の物まねありがとう 海に行くんだ
海に着いたら 水平線の ハシとハシを 君と僕で つかんで綱引きちぎれた
海が宇宙にこぼれて 宇宙が青く染まる
ところでいったいどうして残ってるんだ 足りないよりいいよ 分かるけど
これを どうしたらいいんだやけに気になるんだ
１万ピースのパズル組んだ 見栄を 張った ホントは１０００ピース
だけど胸を張って眺めていたら足もとに １ピース
迷惑なんだ 達成感台無し 間違って入れられてた不思議なアウトロー
迷惑だけど 拾ってみたら何かの スタートボタンに見えてきた
「何か」 って なんだよ 押し て みるよ
ところでいったいどうして残ってるんだ 足りないよりいいよ 分かるけど
これを どうしたらいいんだやけに気になるんだ
ボタン押してあちらこちら 楽し かった？ たまにはね
だけどくたびれたり戻ってきたら我が家は ショボいまま
堂々巡り きれいな宇宙の果てで 結局ブラックホールとセメントにらめっこ
ショボくても我が家 ホッとしてたらポケット忍びこんでいた星のカケラ
ひか り はじめる せか す ように
ところでいったいどうして残ってるんだ 足りないよりいいよ 分かるけど
これを どうしたらいいんだやけに気になるんだ
星のカケラにせかされてさ 欲しい のは ただ たわむれ
たそがれてないでたわむれて転がる 彼方へ
きっとどこでも たどり着くだとか すばらしい勘違いすごくカッコいい
きっとどこかに とっくにたどり着きそうなたゆたう確かな魂が
そこ には あるだろ ここ には どうかな
そこ には あるのか ここ にも あるよ
アイシーユーシー ユーシーアイシー
アイムオンリーシンギングディスソング
アイムオンリーシンギングディスソング
アイシーレコーダーレコーディング アイシーレコーダーレコーディング
思いついたこと ひらめいたこと そこまでじゃなくても モヤモヤだけじゃない何か
とりあえず録っとこうよ ボタンを押すだけだよ 電池を忘れるなよ 充電式は便利だよ
歌え アイシーレコーダーのちっちゃなアイクに向かって
歌え 思いのたけ ぶつけすぎて壊さないで
アイシーレコーダーレコーディング アイシーレコーダーレコーディング
アイシーレコーダーレコーディング
アーティストを気取れ ミュージシャンになりきれ シンガーソングライター なんてすばらしい響き
こりゃ絶対傑作だよ うなずいてストップして ドヤ顔で再生して 息の音止められたって
歌え アイシーレコーダーのちっちゃなマイクに向かって
歌え 痛すぎる願い いったいぜんたいなんか爽快
アイシーレコーダーレコーディング アイシーレコーダーレコーディング
アイシーレコーダーレコーディング
録ったファイルにようやくやっと こ さ 名前をつけてやる前に
さよなら奴らもどうし てま した 形を変えて訊ねてくる
歌え アイシーレコーダーのちっちゃなマイクに向かって
歌え いつかはそりゃ消えるさあらゆること迷うことなく
アイシーレコーダーレコーディング アイシーレコーダーレコーディング
アイシーレコーダーレコーディング
歌え アイシーレコーダーに小さな手を伸ばして
つかめ そこからどこ向かおう ボタンのついたドアノブを
アイシーレコーダーレコーディング アイシーレコーダーレコーディング
アイシーレコーダーレコーディング
いくらなんでも冗談だろ とうとう 体温 こえてる表通り飛びだしていって
とけて消えてしまわないよう ちょっと 冷房 効きすぎ部屋でヒヤヒヤしてる
休みなんだよ フラフラしたいけどね 今おもて出たら 目まいでクラクラ
足がフラフラ さけたいからせめて 夕方まで電気代アップ心配しながらスタンバイ
太陽 設定温度はやく下げろよ カンカン照り観念しろ もう充分暴れただろ
残暑 すごしやすい秋にバトン渡せよ 暑すぎる夏ホントこりごり だるいだりい
やった太陽ブラインド ドーンドーン くーもー あっという間広がる 夕方ちょっと前
なんか変なの聞こえてきた ドーンドーン ピッカーン ゴロゴロ鳴ってるそりゃない
だろ
休みなんだよ ブラブラしたいけどね 今おもて出たら でかいアンブレラ
ぜったいいるだろ 言ってる間にどうよ 夕立だよこりゃ愉快だな雨で窓がグラグラ
太陽 隠れないで雲を枯らせよ ザーザー降りもういいだろ 残念大会かよ
どうか かさねがさね秋に変われよ 気まぐれな暴れん坊バイバイ デリーデリート
太陽 おちついたか雨も上がった 今度はこっちの番だよ スタンバイやめてスタンダップ
多分 涼しくなったか淡い期待か どっちしたって扉あけて
どっち行ったっていろんなことに デレデレ
そこはかとなくほとんどのことはまだ間に合う
これほんと
自由自在にくねるへっぴり腰フリーダム
ヘチマ記念日
わけへだてなく屈託なく狂おしいほどの落雷カーニバル
ピップエレキチキチキバンバン
万歳の姿勢から飛びこんだ先の河原のターボチャージャーは丸書いて四角な温泉プール
訳は分からない
訳が分からなくても気落ちだけはしないで気合い高らかに気配濃厚に蹴っ飛ばせ憂鬱
蹴っ飛ばしたあげく凝り固まった肩こり諸般の原因しょっぴかれろ
気持ち悪いと言われても持ちつ持たれつよりも待ったなしが得技の未来の若頭の口癖はいつも出たとこ勝負
だいたい負けるけど
抜き足ダッシュでズッコケッコー奏でつつ つっけんどんに責められても罪を重ねる冒険心の凛々しさは 望遠鏡のレンズにしがみついたひとしずくのうれし涙
それが宝石なのだ
ひとしずくの宝石よそろそろ 増え続ける数字の悲劇をその輝きの切っ先で突き刺してしぼませて なかったことになんて出来るはずなくても
