タイピングタッチ 

ひょっとしたら ひょっとしなくても 出来るさ

 

ガタカタカタってぎこちなかったあいつひさしぶりに会ったら 加速装置つけていた

沈んで浮かぶキーボードのステージで踊る親と子と人 クスクス仲良しだ

ほんと見事 手もと見ないで キレイ文字を 打ち込んでゆく

シューティングゲームは 俺が上手いよな 負け惜しみ変換ミスって友達笑う

 

あこがれのタイピングタッチ あきらめた俺は置き去り      

毎日ちょっとで 上手くなるって(^_-)-☆

似合わねえムカつく 顔あげてタタタタかっけー

羽ばたく手のひら こわがる背中 押してくれたんだ

上手くなったら 連弾よろしく ピアノじゃないけどね 

 

タタタタタタ タタタタタタ あこがれのタイピングタッチ

あきらめてた 忘れていた 俺は置き去り

毎日ちょっとずつ上手くなるって似合わん(^_-)-☆ ムカつくけれどね

タタタタタタ タタタタタタ 友達のタイピングタッチ

余裕あるな かっこいいな はばたく手のひら 

こわがる背中を押してくれたよ上手くなったら連弾たのむよ ピアノじゃないけどね

 

ひょっとしたら ひょっとしなくても 無理かも

 

スラスラスイって空飛ぶはずの夢じつは歩くよりおそくて ジタバタしてるだけ

巨大ロボットキーボードスタイルの操縦席だったら とっくにバラバラさ

実にミジメ 遅延発生 画面なかは ミスの祝祭 

昨日よりは マシになったか 調べる羅列がすでにヘベレケ

あこがれのタイピングタッチ はじめたら恥の上塗り 

毎日ちょっとずつ 落ちこんだ開き直れ

投げ出すな逃げるな なつかしい驚きあるだろ

ホームポジションついたら AIUEOお帰り 鉛筆走らせた

世界ひろがった あらたに出会った はじめまして

 

タタタタタタ タタタタタタ あこがれのタイピングタッチ

いざはじめた 恥うわぬり 指先うたがわしい

毎日おちこむだけじゃないはずさ懐かし驚きも あるはずじゃないのか

タタタタタタ タタタタタタ ホームポジションタイピングタッチ

お次はそう AIUEOだ 最初書いたのは

鉛筆だったよな 慣れ切ってしまってたな あらわれたスタイルは おめかしスマートだ

 

あこがれのタイピングタッチ 入り口ノックしてるまだ

じょじょにリズミカル 正気とりもどす文字

続けようタイピングタッチ ともだち連弾出来るまで

そのころあいつが ほんとにピアノを はじめていたら

俺はドラムに チャレンジするか タッチザシンバルスネアでジャンプ

 

タタタタタタ タタタタタタ あこがれのタイピングタッチ

まだ序の口 入り口でさ ノックしてるとこ

毎日打ち込みため息込みでもだんだん確かにリズム出てきてる

タタタタタタ タタタタタタ 続けようタイピングタッチ

友達とさ やっとこさね 連弾出来るまで

そのころあいつがほんとにピアノを始めていたならば

俺はドラムしよう シンバルタッチスネアでジャンプ

 

 

 

今日はサヨナラ お家へ帰ろう F J

 

一致団結(ヤナヨシブラザーズ決起集会 プログラム変更あり)

最強の邪悪 襲ってくるから 小競り合いやめてみんな集まれ

最大のピンチ 殴ってくるから アウトローだって今は固まれ

なんとか切り抜けて つかの間ほっとする やっぱり平和はステキだよな あまいぞ 

すぐさま地球ピンチだ ばらけた仲間集まれ 拙い罪滅ぼしでも立ち向かうんだ

 

一致団結僕ら力あわせあって いいほうに転がろう イカサマ師よ道を作れ

言い訳出来ない ウソをかかえた僕らだって 心あるほう進んでいくって 言い聞かせていっせのせで 一致団結

最低最弱でも 胸をはって 無精者仏頂面はがしてたたかえ

最高潮寝ぼけまなこ 起きていい頃 見落とした大切をレンズに変えろ

確かに止まらない 値上げと複雑化 値切られ続ける呑気な暮らし

それでも街角ピンチに だらけてたヤツら集まれ 倒れそうになった勢いで背すじにハガネ

一致団結僕ら勇気あわせて いいほうを求めよう もがきからの発明家

良いわけないだろ よごれてる欲に追われてたって 遠くへ向かっていけると 言い聞かせて一心不乱 一致団結

 

一致団結僕ら愛がなくても バレンタインデーには もちろんチョコが欲しいよ

良い人のふり してたらね今年は誰かきっと くれるかもしれないからさ 無理やりでも良い人のふり 一致団結

 

無理やりでも 良い人ふり 出来る奴ら 一致団結 

最長更新中のズル休みホルダーも 家の模様替えで鍛えた腕の見せどころ

最弱認定中の腕相撲ソルジャーも 頭の使いようで腕の見せどころ変わるから

確かに止まらない 値上げとAIさん 値切られ続ける呑気な暮らし グチかな

それでも街角ピンチだ 街角だって地球だと だらけてたさえないあなたもさらけだすとき  

一致団結僕ら 勇気ツルギに変えて いい方に掲げよう 悲劇なんて切り裂こうぜ

良い色してない欲に追われる僕らだから すがすがしさにガヤガヤしたいと 言い聞かせて一目散 一致団結

一致団結僕ら 愛に不器用だって バレンタインデーには やっぱりチョコが欲しいぜ

たくさんもらえるヤツの机あらしてないで チョコづくりピンチのあの子を 手伝ったら余った分 ちょっともらえた

無理やりでも 良い人ふり 出来る僕ら 一致団結

 

 

 

 

 

それだけ

ただね ぼんやりと 浮かんでくる顔にからかわれたいだけだった

力づくでなんなりと いろんなもの煙に巻く方法は身に着けてないから

わあめきちらしても淋しさは 角のテッペンから襲い掛かってくるから

あの子が誰かにに襲われないようにって 安楽椅子の門松から祈るしかなかった

 

風景をいくら愛でるつもりでも ほとんどの網羅する意識の心底は 深手の不埒な不意打ちのたまらなさを求めてたんだ

誰かに監視されるより速く その子を探し出せる胸騒ぎで 道すじを明るくしたかった

ハンパな情熱で近づいて ケッチョンケッチョンに参りましたでも

身じろぎせずにくつろいで 平気なふりして屁理屈を超える平和の記憶と踊りたかった

 

誰が誰を好きでもいい 叙情と情緒不安定のカーニバル うらやましくも続く

誰かが誰かを裏切ってしまった 責めて正義感 自分の過去のそれを忘れるためか

誰かが誰かを殴ってる 拳だけじゃなく きっと言葉でも

誰もがやがて安心する きれいなものなんてそんなにない きれいなじゃなくなったものを残念がる自分の心以外には

 

公園で今日 なんかタイヤのブランコで二人乗りの女の子が おおきく揺れながら大笑いしてた

 

あおなみ線とあこがれワット

やった 旅先で ほんとに偶然なのか 近くに運転席っていい~ね

もっと 近づいて 背後霊になるんだ はずかしや横っ面の窓でいい

どうしても電車むかう前を見ようと 男の子かけてきて運転席にはりつく

背後霊ていうよりは守り神だな カッコイイな まっすぐだな

 

そうだよなまわりのこと気にしすぎはしんどすぎるから 好きにやろう 屋根には登るな

自意識過剰のブレーキはとっぱらってかまわないだろ 神様より ちょっとノッポだけど 気の小さいオレよ

 

少年の視線が この電車の目玉だ 運転席の窓と いっしょに突っ走る

生真面目なレールが つなげてく景色を 吊革とハイタッチで 俺も祝福だ

 

やった がんばった 一番前の席だ にやにやドキドキ二重奏

やっぱ 近すぎる あこがれワット高すぎる 焦りと金縛りみだれうち

みぎひだりツワモノたちまだまだ前のめり 上むいて受け止めるステキなステージ

ここにいれる喜び逃がすヤツ誰だ すいませんね 素直になろうか

 

そうだよな 照れくささに がんじがらめ恥ずかしいから あこがれの まぶしさにつかまれ

いとしさ過剰の胸のうち隠さなくてかまわないだろ 俺からだと 分かってくれるこの距離 流星より綺麗な拍手を

 

そうだよな よけいなこと 気にすぎじゃもったいないから 好きにやろう 出前は頼むな

遠くから 客席ごと 抱きしめるのもあったかいけど 近く来たら そらしてないで 全身アンテナで

 

悩みある人だって 今だけは忘れて レスポンスずれても ステージ許してね

はじまってしまった 目が合った気がする それだけでそれだけで この星生まれ変わる

うなずく人たち おどろく人たち 演者が変なこと言う ひとりでズッコケる人

体を震わす 音と踊ろう 心のホントを 忘れないあなたありがとう

 

これが終わったらいったん歌作りやめて 命がけで仕事を探し働かせてください(これは歌のタイトルではない)

たまたま一番前の乗車位置 ラッキー 目の前 運転席ヤッター

運転手さんごめん背後霊になるよ やっぱー 恥ずかしい 横っ面の窓でいい

 

ぎりぎりガラスの向こうのほうのぞけるくらいの 男の子かけてきて運転席にがっつく

背後霊じゃなくって守り神だな まっすぐだな かっこいいな

 

そうだよなまわりのこと気にしすぎしんどすぎるから

好きなようにやればいい ドアは開けないようにね

自意識過剰のブレーキはもういらないよ捨てて とっておき特等席 まだちょっと空いてますよ

男の子の視線がこの電車の目玉だ運転席の窓と 一緒に突っ走る

ツルリとしたレールがつなげてゆく景色を吊革とハイタッチで 俺も祝福だ

 

 

 

 

 

いい言葉 誰かちょうだい

ガッカリしてる彼女に

どんよりしてるあいつに

からかわれすぎカタツムリに

晴れ晴れする言葉あなた たのんだ

 

からまったハネ飛べないチョウチョに

力まちがい壊れたたわけに 

人きめつけて濁ってる俺に

ハッとするよな言葉あなた よろしく

 

自分で考えろって怒るなよ今 たまたま調子悪くて何も浮かばないだけ

ほらそこの人しゅっとして優しげな人あなたのホワンとしてしみじみしみこんでゆく言葉で 彼女が元気になったらいいな とにかく 彼女が笑顔それがいい言葉

 

出かける人まちぼうけの靴に いい言葉

空回りの腕時計のリュウズに いい言葉

そよ風まとえなかった歩道に いい言葉

言葉のポスト中からあなた送ってあげて じゃあね

 

けずられるとがった朝に

眠りたい忙しい昼に

夜だなぜに眠れぬ迷子に

羊100頭あらわれるような 言葉を

 

つまづきにこりない強さ 

悔しさ逃げない健気 

へっちゃらだよ胸はる姿

見上げたらありがとうって 言葉を

 

自分で考えろって怒るなよ実は いつもどおりろくなもんが浮かばないだけ

ほらそこの人 きちんとして朗らかな人あなたの凝ったツボあっためてほぐすよな言葉で 彼女が可憐に舞うことがすべて とにかく 彼女が笑顔それがいい言葉

 

文化祭にぜったい来てねは いい言葉

年賀状ありふれたおめでとう いい言葉

暑中見舞いに凍るジョークは いい言葉

俺がおもいつくのこの程度でもね

 

意味の分からんあの子の寝言 いい言葉

急にダッシュする友の叫び いい言葉

初告白でかみまくっても いい言葉

みんな持ってるキマってる楽しい言葉 受けとれたあなたならきっと いい言葉

 

 

 

リュックロッカー

キャリーの雷ゴロゴロ  (あちこち)

気持ちわかるよ 背負うのしんどいもんな

帰りの駅に着いたよ  (いやはや)

はやすぎるだろ 俺も身軽に

はたまた街をフラフラくたくた戻ってきたら

リュック預けたロッカーいったいどこに隠した やってくれるぜ東京駅

 

目印だったお店も消えた  (ちゃきちゃき)

看板娘 会えずじまいさ

二店舗いっしょに移転しないさ  (がっかり)

お土産えらぶ余裕は消えた

広い街のデカい駅さ なんなら街よりもっとでかい

ロッカー見つからなくてもしょうがない それじゃあどんな扉も開かない

 

中学生らとすれ違いながら あの頃の記憶力戻っておいでなんて

泣き言落としても アナウンスされないで 焦りだけが増えてく 

ぶっちぎりスマート電車の中の 約束の座席をはがさないでくれ

リュック取り戻さなきゃ 乗れないそりゃないツレない 一人旅のラスボスは シャイな コインロッカー

 

どんどんテレポートしてくる  (エスパーか)

人たちかわし ひっきりなしキョロキョロ

シューティングゲームみたいだ  (ダンサーか)

タマはないけど 魂でよけて

ステージクリアだここらにないみたいさあお次のミッションは

ロッカーナンバー書いた伝票どこのポッケ行った 誰でもいいから当ててくれ

 

よくよく考えてみたら  (ごめんね)

リュックなくても家まで行ける

大事なものを詰め込んだ  (ありがと) 

ちっちゃなショルダー ほんとはぶらさげ

てーるから素知らぬかーおして電車に乗りこめシメシメ

リュックにつめこまーれてるリアルな古着は 有難迷惑置き土産

 

小学生らとすれ違いながら 悪い大人の見本になるのはやっぱりやめておこうって

ズタボロなランドセル こましなゴミ袋 背中ごしの相棒さがすよ

ひったくりらも見向きもしない いくらなんでもそこまで言われたくはない

アイツの怒った声が吹いてきたよなほうへ つま先矢印そろえ 進もう 待っててくれよ

 

地下か地上か分からないエリア どこに行くか分からないここにいる人たち

ロッカー探しながらリュック求めながら 振り出しに何度もふきだして

くずれそうなカカトに血をそそぎ 誓いを立てた場所にかならずたどりつけ

迷ってばかりでも 間違ってばかりでも まっさかりなあったかい愛に 届けばいいね

ロッカーの場所もいってることもつかれて分からない